📊 Versantスコア目安(CEFR対応)
| Versantスコア | CEFRレベル | 英語力のイメージ |
|---|---|---|
| 10–21 | A1未満 | 定型表現のみ。基本的な単語の理解にとどまる |
| 22–29 | A1 | 挨拶や超基本表現が使える |
| 30–35 | A2 | 簡単な日常表現・短文でのやりとり |
| 36–42 | A2+ | 日常会話が可能(ゆっくりなら) |
| 43–50 | B1 | 簡単な業務会話・自分の考えを説明できる |
| 51–58 | B1+ | 慣れた話題で安定した会話ができる |
| 59–66 | B2 | 会議参加・意見表明・実務対応が可能 |
| 67–75 | B2+ | より複雑な話題で自信を持って対話できる |
| 76–84 | C1 | 高度な議論・調整・説得が自在 |
| 85–90 | C2 | 流暢で正確。ほぼあらゆる状況に対応 |
B1+(51〜58点)の詳しい解説は → Versant55点のレベルと評価 をご覧ください。
B2(59〜66点)の詳しい解説は → Versant62〜65点のレベルと評価 もご覧ください。
💡 ポイント:スコアの「良し悪し」は数字だけでは判断できません。大切なのは、そのスコアがあなたの目標に対して十分かどうかです。目的別の目安は下の「目的・状況別のスコア目安」セクションをご確認ください。
🎯 ① A2 → B1(43前後)英語が「使える」と感じ始めるライン
A2レベルでは、英語の知識はすでにかなりあります。簡単な質問に答えたり、身近な話題について話したりすることはできます。
ただし実際の会話では、
- • 返答に時間がかかる
- • 知っている表現だけで話す
- • 少し長い話になると難しい
と感じることが多いはずです。
43前後に到達するとB1に入り、できるようになること:
- ✅ 経験を説明する
- ✅ 理由を伝える
- ✅ 会話を続ける
多くの学習者にとってここが「勉強している英語」→「使える英語」に変わる最初の大きなステップです。
📈 ② 強いB1(50前後)会話が安定してくる段階
Versantスコア50前後は、一般的にB1の中でも安定したレベルです。
この段階では、
- ✅ 自分の意見を言える
- ✅ 理由を説明できる
- ✅ 日常的な仕事の会話ができる
といったコミュニケーションが可能になります。
もちろん、まだ完璧ではありません。言葉を探したり、シンプルな表現にしたりすることはあります。
それでも伝えたいことは伝わるという感覚が出てくると、英語への自信が少しずつ生まれてきます。
🚀 ③ B2(59前後)仕事で英語を使えるレベル
次の大きな目標がB2です。Versantでは59前後からB2に入ります。
多くのグローバル企業では、このレベルが
「英語で仕事ができるライン」
と考えられています。
B2になると例えば、
- ✅ 会議に参加する
- ✅ 意見を説明する
- ✅ 問題や解決策を話す
といったことが、かなり自然にできるようになります。
大切なのは、完璧な英語ではないということです。
重要なのは、相手にとって分かりやすい英語であること。
それがB2レベルの本質です。
📊 レベルが上がると何が変わる?
Versantでは、主に次の4つの力が評価されています。
| スキル | A2 | B1 | B2 |
|---|---|---|---|
| 文の構成 | 短い文中心 | 文のバリエーション増える | 複雑な文も使える |
| 語彙 | 基本語彙 | 日常話題の語彙 | 抽象・仕事の語彙 |
| 流暢さ | ためらい多い | 安定して話せる | 自然なスピード |
| 発音 | 伝わるが不安定 | ほぼ明瞭 | リズムも自然 |
重要なのは、どれか1つだけではなくバランスよく伸びることです。
🎯 目的・状況別のスコア目安
スコアの意味は、あなたの目標によって変わります。 以下は、よくある目的別の目安です。ただし企業や機関によって基準は異なります。
💼 社内昇進・国際部門への異動
多くの日本企業では、グローバル部門や海外と関わるポジションへの昇進条件として Versant スコアが使われています。
| 目安スコア | 想定される状況 |
|---|---|
| 51–58(B1+) | 国内でのグローバル業務の入口ライン |
| 59–66(B2) | 海外とのやりとりが発生するポジションの標準ライン |
| 67–75(B2+) | マネジメント職・リーダーポジションの目安 |
💡 昇進条件として Versant スコアを求める企業では、B2(59以上)が基準になるケースが多く見られます。ただし社内基準は企業によって異なるため、必ず自社の規定を確認してください。
✈️ 海外赴任・海外研修への参加
海外赴任前のスクリーニングや、グローバル研修への参加条件として Versant が使われるケースが増えています。
| 目安スコア | 想定される状況 |
|---|---|
| 59–66(B2) | 現地でのコミュニケーションに必要な最低ライン |
| 67–75(B2+) | 現地チームとの実務対応が安定するライン |
| 76–84(C1) | 高度な交渉・調整が求められるポジションの目安 |
💡 海外赴任の場合、現地での業務内容によって必要スコアは大きく異なります。技術サポートや管理職では C1(76以上)を求められるケースもあります。
🎓 大学・大学院・国際プログラム
英語で授業を受けるプログラムへの入学基準として Versant が使われる場合があります。
| 目安スコア | 想定される状況 |
|---|---|
| 59–66(B2) | 英語で授業を受けるための最低ライン |
| 67–75(B2+) | 積極的に授業に参加できるレベル |
| 76–84(C1) | 英語での論文・ディスカッションに対応できるレベル |
💡 機関によって基準は異なります。出願前に必ず各機関の要件を確認してください。
🌍 外資系企業・グローバル企業への就職・転職
外資系や外資系と取引の多い企業では、採用基準として Versant スコアを参照することがあります。
| 目安スコア | 想定される状況 |
|---|---|
| 59–66(B2) | 英語を使う業務への応募ライン |
| 67–75(B2+) | 英語でのプレゼン・クライアント対応が求められるポジション |
| 76–84(C1) | 英語が主要言語となるポジションの目安 |
💡 外資系企業でも Versant を採用基準に使うかどうかは企業によって異なります。スコアはあくまで目安として参考にしてください。
📌 重要:上記はあくまでも一般的な目安です。実際の基準は企業・機関・ポジションによって異なります。自社・志望先の基準を必ずご確認ください。
⬆️ A2 → B1に上がるためのポイント
A2レベルの学習者は、英語を「知らない」わけではありません。多くの場合、問題は知っている英語をすぐ使えないことです。
特に重要なのは次の3つです。
| 重点ポイント | 理由 |
|---|---|
| リスニング精度 | 聞き取れないと話せない |
| 文パターン | 自動的に文が出るようにする |
| 毎日の発話 | 話す量が自信を作る |
⏱️ 日本人学習者の場合、A2 → B1は約3〜6ヶ月で到達する人が多いです(継続練習がある場合)。
⬆️ B1 → B2に上がるためのポイント
B1からは少しステージが変わります。この段階では、すでに会話はできます。次の課題はより分かりやすく、安定して話すことです。
特に重要なのは次の3つです。
| 重点ポイント | 理由 |
|---|---|
| 話の構成 | 話が理解しやすくなる |
| リズム | 聞きやすさが上がる |
| 語彙の幅 | 説明力が上がる |
⏱️ この段階は少し時間がかかり、B1 → B2は6〜12ヶ月程度が一般的です。
🎯 最後に
Versantスコアは評価ではありません。
それは今どこにいるかを示す地図です。
A2 → B1 → B2
この流れを理解すると、何を伸ばすべきか、次の目標はどこかがはっきり見えてきます。
英語は一気に伸びるものではありません。でも、正しい方向で続ければ少しずつ前に進みます。
焦らず、着実に。あなたの英語は少しずつ伸びていきます。 💪🎙️